【サシバがなくなった】フナウサギバナタに行ってみた!
- 2021.03.09
- 旅行
こんにちは!宮古島に移住した宮古猫です。
宮古島から橋を渡った伊良部島にある『フナウサギバナタ』という場所をご存知ですか?
以前は大きな鳥(サシバ)のモチーフが海からもよく見えていた、伊良部島の定番観光地です。
現在はサシバは取り壊されてしまいましたが、壮大な海の景色は変わらずです。
そんなフナウサギバナタに改めて行ってみました!
フナウサギバナタとは?
フナ?ウサギ?と思うかもしれませんが、観光案内の看板にはこのように説明されています。
名前の由来は、昔、沖縄本島などに旅立つ人や出兵兵士を見送った処からきている。又、松の木などの木材を、この場所から海に落とし帆船で運んでいた事から「木ーうるすバナタ」とも称している。
島からの旅立ちに、多くの人がいろんな思いで手を振っていた所である。
結局どういうこと?と思いますが、フナウサギバナタは地元の方言で船を見送る岬という意味だそうです。
伊良部大橋も航空便もない時代には、出発する家族や友人をここから見送っていた場所なんですね。
フナウサギバナタはサシバ(伊良部島に飛来する絶滅危惧種の大きな鳥)の形をした展望台として1985年に作られました。
サシバの建造物は塩害による老朽化で2019年に撤去され、現在は展望台の部分のみが残っています。
●以前のフナウサギバナタ
海からもよく見えたんですよ〜!
●現在のフナウサギバナタ
モチーフのサシバがなくなって少し寂しくなりましたが、シンプルな展望台からの景色は変わらず絶景です!
アクセス
フナウサギバナタは伊良部大橋から車で15分ほど、伊良部島の北側の海岸沿いにあります。周辺には景色の美しさが有名な三角点やイグアナ岩があります。
海岸沿いの道を進んでいくと、曲がり角には案内標識も出ていて分かりやすい場所です。
案内標識の➡︎に従って到着すると、広々とした駐車場があるので車でも行きやすい場所です。
展望台からの景色
せっかくなので展望台に登ってみましょう!
フナウサギバナタは高い崖の上にあるので、伊良部島を囲むサンゴ礁がよく見えます。海の浅い場所と深い場所で色がハッキリ分かれていますね!
宮古島方面を見ると、西平安名崎の風車や、池間大橋も肉眼で見ることができます。
フナウサギバナタの駐車場から一部分だけ海に近づける場所があり、より近くで伊良部島の岸壁や海の迫力を楽しめます。
以前は崖の方に出られる場所もありましたが、現在は危険なため立入禁止となっています。
まとめ
伊良部島にあるフナウサギバナタに行ってみました!
現在はサシバモチーフの建造物は撤去され、シンプルな展望台になってしまいましたが、景色の良さは変わらずです。
駐車場 あり(10台分)
トイレ なし
伊良部大橋から車で15分
周囲には特にお店や施設もありませんが、静かな時間を過ごせること間違いなしです。
昔の人はここから島を出る人を見送っていたんだな〜と思いを馳せながら、壮大な海に癒されてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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