離島割引カードの使い方|申請・予約・料金まで

  • 2020.11.09
  • 更新日:2020.11.27
  • 移住
離島割引カードの使い方|申請・予約・料金まで

宮古島を含む沖縄県の離島では、離島住民の交通コスト負担を軽減するための沖縄県離島住民割引(通称:離島割引)というものがあります。

宮古島では飛行機が島から出る唯一の交通手段なので、お得に航空券をゲットできる嬉しい特典です。


今回はこの離島割引について、まとめました!

本記事の内容

  • 離島割引を使った料金
  • 離島割引カードの作り方
  • 離島割引で航空券を買う方法
  • お得な利用方法


💡追記
スカイマークでも2020年11月26日より、離島割引が開始されることが発表されたので、スカイマークでの離島割引も追記しました。


離島割引について興味はあるけど、まだ使ったことがない

という人の参考になれば嬉しいです!
早速チェックしていきましょう!


どのくらい安くなるの?

各航空会社の離島割引運賃をまとめました!

●JAL

搭乗便 通常期 ピーク期
宮古→那覇 ¥8,250 ¥8,900
宮古→羽田 ¥41,900 ¥42,550
宮古→石垣 ¥5,600 ¥5,600
※ピーク期・・・年末年始、3月、7月、8月


●ANA

搭乗便 通常期 ピーク期
宮古→那覇 ¥8,250 ¥8,900
宮古→羽田 ¥41,900 ¥42,550
宮古→名古屋 ¥40,850 ¥42,050
宮古→関西 ¥34,250 ¥37,200
宮古→福岡 ¥34,100 ¥35,900
※ピーク期・・・年末年始、3月、7月、8月、12月
※福岡行きは6月〜10月までの期間限定


●スカイマーク

搭乗便 通常期 ピーク期
宮古→那覇 ¥6,800 ¥7,400

※通常期:2020年11月26日~12月24日、 2021年1月4日~7日、1月12日~3月4日
 ピーク期:2020年12月25日~2021年1月3日、2021年1月8日~11日、3月5日~27日


人の移動が多い年末年始、3月、夏休みは少しだけ料金が高くなる傾向がありますが、それでもまだまだ安いです。また通年使えるのも嬉しいポイントです◎

スカイマークは今のところ、冬期のみ離島割引が適用されます。


離島割引カードの作り方

離島割引を使うためには、「離島割引カード」を作らないといけません。
(実際に空港カウンターで提示する必要があるため)

簡単に作れるので、島民は全員作っておいた方がいいですね!

申請できる人
  • 宮古島住民(住民票が宮古島にある人)
  • 離島出身学生


宮古島市役所の市民課(1階のパスポートを作るところと同じ場所)で申請することができます。
申請に必要なものはコレだけ!

・沖縄県離島住民割引カード交付申請書(市役所でもらえる)
・証明写真(3ヶ月以内に撮影、縦3cm横2.5cm)
・本人確認書類(免許証、保険証、住民票など住所が分かるもの)

申請書類を提出してしばらく待っていると、不備がなければその日のうちに離島割引カードがもらえます。


手作り感満載のラミネートされたカードです(笑)

この離島割引カードには有効期限があり、有効期限はカードを作った日から3年後の誕生日です

更新手続きは、期限切れになる2ヶ月前からできるので、いざ飛行機に乗るときに有効期限が切れていた!なんてことにならないようにチェックしておきましょう!


離島割引でのチケットの買い方

JALの場合

以前は離島割引での航空券の購入は、JMB会員であっても電話か空港カウンターでの購入しかできなかったのですが、2020年4月よりネットで離島割引の航空券を買うことができるようになりました!

まず、JALのホームページから行先・搭乗日・人数を入力して検索します。

該当する便の時間と料金の一覧が出てくるので、一番右の「ほかにも運賃がございます>>」をクリックします。

「離島割引」と書かれた項目があるので、その中の乗りたい時間を選択します。

個人情報を入力する画面で「離島割引カードを持っているか?」の質問があるので、✔︎を入れて予約確定に進みます。

搭乗日に空港でチェックインするときに、離島割引カードが必要になるので忘れずに持って行きましょう!


ANAの場合

ANAの離島割引「アイきっぷ」もネットから予約・購入することができます。

まず、ANAのホームページから行先・搭乗日・人数を入力して検索します。

該当する便の時間と料金の一覧が出てくるので、上のタブの「その他の運賃」をクリックします。

すると、「アイきっぷ」という項目があるので、それが離島割引です。
その中の乗りたい時間の◯にチェックを入れて、予約画面に進みます。

個人情報などを入力する画面に小さく注意書きがあります。

搭乗日に空港でチェックインするときに、離島割引カードが必要になるので忘れずに持って行きましょう!


スカイマークの場合

スカイマークも公式サイトからオンラインで予約することができます。
空港カウンターがある下地島空港まで行かなくても、離島割引のチケットを購入できちゃいます!

まず、スカイマークのホームページから出発地・到着地・日程を入力して検索します。

該当する便の時間と料金の一覧が出てくるので、「島民専用割引」の乗りたい時間の◯をクリックします。

注意事項が出てくるので、確認してタブを閉じます。

個人情報を入力して予約を確定し、購入に進みます。

搭乗日には、予約を確認できるものと離島割引カードが必要になるので、忘れずに持っていきましょう!


ネット予約も便利ですが、JAL・ANA・スカイマークともに電話や空港のカウンターでも離島割引で予約&購入はできます◎

「離島割引で」と伝えれば、すぐに対応してくれますよ〜!



離島割引のメリット

①直前に予約しても安い

航空券は早く予約すれば安いものですが、どうしても直前になって飛行機を予約しないといけない場合があります。

離島割引では、搭乗の何ヶ月前でも搭乗前日でも料金が変わらないので、離島住民にとってはありがたいサービスです!


②マイル積算率が100%

通常は早割などで安く航空券をゲットすると、その分積算されるマイルも少なく(75%程度)設定されています。
離島割引を使えばいつでも100%積算されるので、マイラーにとっては嬉しいポイントです!

JAL・ANAともにマイルがどのくらい貯まるか、シュミレーション計算するページがあるので、興味がある人は使ってみてください。

➡︎JAL フライトマイル・FLY ONポイントシュミレーション

➡︎ANA フライトマイル・プレミアムポイントシュミレーション


離島割引を使わない方が良いとき

とてもお得な離島割引ですが、いつも使った方が安くなるというワケではありません。

というのも、搭乗日によっては早割を使った方が安くなる場合もあります。
特にJALのウルトラ先得ANAのスーパーバリュースカイマークのいま得を利用した場合は、離島割引と比べて早割運賃の方が断然安くなります。


(例)宮古→那覇の運賃(離島割引なら¥8,250

JALのウルトラ先得だと¥5,520

ANAのスーパーバリューだと¥5,520

スカイマークのいま得だと¥4,570!

※搭乗日や時期にもよります。


搭乗日が早めに決まっているときは、離島割引を使わずに早割を利用した方がずっとお得ですね!

エアトリでは搭乗日の最安運賃を比較することができるので、離島割引以外で航空券を予約するときや最安運賃を知りたいときに便利です!


まとめ

離島住民にとって欠かせない離島割引カードについてまとめました!

宮古島では飛行機が島から出る唯一の交通手段なので、お得に航空券をゲットしたいですね!


\離島割引が使える航空会社の予約サイトはこちら/

➡︎JALホームページ
➡︎ANAホームページ
➡︎スカイマークホームページ


\最安運賃の比較サイトはこちら/

ネットで安い航空券探すなら!エアトリ


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!