カママ嶺公園の展望台|市街地を一望!
- 2021.02.18
- 旅行
こんにちは!宮古島に移住した宮古猫です。
宮古島の市街地近くあるカママ嶺公園(カママみねこうえん)は、巨大なシーサー型すべり台がある場所として知られています。他にもテニスコートやウォーキングしやすい遊歩道などがあり、地域の人が体を動かしに来る公園です。
そんなカママ嶺公園には立派な展望台があるのですが、それほど登っている人の姿は見かけません。
というのも、カママ嶺公園自体が観光客が多く訪れる場所ではなく、地元の人もわざわざ展望台に登らないみたいです。
そんなカママ嶺公園の展望台からはどんな景色が見えるのか、改めて登ってみました!
展望台からの景色もあわせてご紹介します!
カママ嶺展望台の目的
カママ嶺公園の展望台は、単なる景観を望むための展望台ではありません。2012年に防災備蓄倉庫を兼ねた展望台として建設されました。
展望台の最下層にあるシャッターの中には、災害時に必要になる飲み物や食料、毛布やオムツなどといった生活必需品が備蓄されています。
台風が多い宮古島には重要な施設です!
また、カママ嶺展望台がある場所は海抜約40mの小高い丘の上にあり、3階建の建物は9m以上の高さがあります。そのため宮古島の指定緊急避難場所にも指定されています。
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出典:宮古島市防災マップ
山がなく平坦な宮古島では津波の時に逃げる場所が少ないとされているので、カママ嶺公園は避難時の候補として頭に入れておきたいですね。
展望台の内部
カママ嶺展望台は3方向に延びる階段から登ることができますが、バリアフリーのスロープも完備されています。スロープは道路の反対側(階段がない面)にあるので、少し分かりづらいです。
ベビーカーや車椅子の人でも展望台に登ることができますよ〜!
2階部分に登ると、ベンチやテーブルが設置されています。
屋根もあるので、すぐ近くのサンエー(沖縄ローカルスーパー)でお弁当を買って、ここで食べても気持ちよさそうです。
風通し抜群で、夏でも涼しく感じる場所です!
床には大雑把な地図が描かれています。
ここから東京までは2,040km…ピンときませんね。
ベンチの側にある階段から、さらに上の階に行くことができます。残念ながら、最上階へは階段のみです。
展望台からの景色
最上階へ登ってみると、宮古島の市街地を一望することができます。
大都会とは程遠いですがたくさんのマンションやお店が広がっているので、宮古島唯一の夜景が見える場所でもあります。
夜景と呼べるレベルではないかもしれませんが…
カママ嶺公園のすぐ側にある宮古実業高校の方向を見てみると、平良港や遠くに西平安名崎の風車や池間島まで見通すことができます。
別方向からは、伊良部大橋や伊良部島もはっきり見えます。
観光で行った場所を、展望台から見返してみるのも面白いかもしれませんね♪
カママ嶺展望台へのアクセス
カママ嶺公園へは宮古空港から車で10分、宮古島の市街地の中にあります。
周辺には高校や県立病院、ハローワーク、気象台などの公共施設がたくさんあり、宮古島市民は何かと通る場所です。
県立宮古病院と宮古実業高校の間の道を通っていると、登り坂の手前で左手に別れる道があるのでそちらに進みます。
短距離の激坂なので、自転車だとしんどい…。
すぐに展望台と駐車場が見えてきます。
カママ嶺公園の駐車場は何ヶ所かありますが、展望台のすぐ側にも駐車場があるのが嬉しいです。駐車場内にはトイレや自動販売機もあります◎
人気の巨大シーサーにも駐車場からすぐですよ〜!
まとめ
巨大シーサーが有名なカママ嶺公園にある展望台についてまとめてみました!
⚫︎防災備蓄倉庫でもある
⚫︎海抜約40m + 展望台9m
⚫︎3階まで登れる(2階まではバリアフリー)
宮古島の市街地や橋で繋がる伊良部島・池間島まで見渡せる展望台に、一度登ってみてはいかがでしょうか?新しい宮古島を発見できるかもしれませんよ。
周辺にはスイーツのお店も多いので、パンやおやつを買って公園へGO!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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