【幻の山菜!?】宮古ぜんまいは美味しくて調理が簡単♪
こんにちは!宮古島に移住した宮古猫です。
日本の中でも気候が温暖な宮古島では、なかなか内地(日本本土)ではお目にかかれない珍しい植物がたくさん生えています。
そのため一風変わった野菜もしばしば登場するのですが、今回は特にレアな「宮古ぜんまい」をご紹介します!なぜレアかと言うと、宮古島でした採れない野菜なんです!
全国にもほとんど流通することがなく存在さえ知らない人の方が多いと思いますが、宮古島ではとてもポピュラーで割と入手しやすいです。(住んでいるとレア感をあまり感じない…)
そんな宮古ぜんまいと、その食べ方について解説します!
ぜひ宮古島で見つけたら、買って食べてみてくださいね〜!
・宮古島でしか採れない野菜
・手間がかかるアク抜き不要
・揚げ物、炒め物にも合う
・シャキシャキ&ヌルヌルな食感
宮古ぜんまいとは?
「宮古ぜんまい」とは、その名のとおり宮古島で採れるぜんまいのことです。
通常のぜんまいは乾燥した状態で売られていることが多く、よく焼肉屋のナムルなんかで出てきますね。
▲ぜんまいナムル
干す前の新鮮な状態を買っても、重曹で茹でたり1晩水につけておくなどしてアク抜きする必要があり、とても手間がかかるイメージがあります。
宮古ぜんまいはアク抜きの必要なく、サッと火を通すか生でも食べられる珍しい山菜です。そのため調理方法もとても簡単で、宮古島では家庭料理でもよく食べられています。
山菜というと山奥に入って行って採るイメージがありますが、宮古島には山がありません。なので山というよりジャングルのような草が生い茂る草むらに生えています。
また栽培方法が確立されていないので、宮古ぜんまいは自生しているのみなのです!
シダの葉を見つけると、そこに食べられる新芽が出ているかもしれません。
▲こんな場所に生えます。
宮古ぜんまいの時期・買える場所
前述のとおり宮古ぜんまいは自生しているだけなので、食べることができる新芽が生えてくる時期にしか出回りません。
時期としては夏以外の11月〜3月くらいが手に入りやすい印象です。
スーパーでは売られることはなく、ファーマーズマーケットで見つけるのが一番早いです。地元の野草なので価格もお手頃で、1パック(20本くらい)で150円〜250円くらいが相場です。
「幻の山菜」とも言われる宮古ぜんまいですが、この値段だと島内ではあまりレアな感じがしませんね…。
◎宮古ぜんまいが売られている場所
●あたらす市場
住所 宮古島市平良西里1442-1
TEL 0980-72-2972
営業時間 9:00 – 18:00
HP ファーマーズマーケットみやこ「あたらす市場」
●島の駅みやこ
住所 沖縄県宮古島市平良字久貝870-1
TEL 0980-79-5151
営業時間 9:00 – 18:00
HP 島の駅みやこ
宮古島で売られている野菜の一部は内地への持ち出しが禁止されているものもありますが、宮古ぜんまいは持ち出しOKです◎
旅行中に食べることができなくても、自宅用のお土産として買って帰るのも良いですね。
下処理
宮古ぜんまいは普通のぜんまいと違い、アク抜きなど手間がかかる処理の必要がありません。なので、洗ってすぐ料理に使うことができます!
買った宮古ぜんまいをパックから取り出してみると、こんな感じです。
長さは10cm〜15cmほど、葉っぱが付いていたり茎だけだったりします。洗ったり茹でたりしているうちに葉っぱは取れてしまうことが多いですが葉っぱも食べられます。
下処理①
まずは流水でしっかり洗います。
茎にコケのような汚れが付いているので、1本ずつ手でこすると綺麗になります。(⚠︎折れないように注意)
下処理②
茎の根本に近い方は固く切断部も変色しているので、1cmくらい切り落とします。
下処理は以上!!とても楽チンですね〜♪
あとは、この宮古ぜんまいをお好みで調理するだけです。
◆生のままで → サラダ
◆茹でて → おひたし
◆炒めて → 野菜炒め
◆揚げて → 天ぷら
おひたしにしてみました!
せっかくなので、宮古ぜんまいのお浸しを作ってみました!
料理があまり上手じゃない私でも、これなら失敗なくできますよ◎
①先ほど下処理をした宮古ぜんまいを、沸騰したお湯(たっぷりめ)に投入します。
②1分ほど茹でて、氷水で冷やします。
長く茹ですぎても他の野菜のように食感が失われていくこともないので、適当でOKです。茹で時間は1分でも3分でも、たいして変わりませんでした!
③半分にカットしてお皿に盛ります。
長いので半分に切りましたが、お好みそのままでも1/3カットでも。
④味付けして完成!
おすすめの味付けは次のとおりです。
・白だし 大さじ1
・水 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・かつお節 適量
▼使ったのはコレ(一番美味しい!)
お酒にもご飯にも合う味付けです。少ししょっぱいと思う人は、醤油の量を減らしてください。
宮古ぜんまいのおひたしは、シャキシャキなのにヌルヌルな他にはない食感です。(水菜とアロエを足して割ったような感じです。)苦味やクセもないので、誰にとっても食べやすい野菜だと思います。
まとめ
宮古島でしか採れない幻の山菜「宮古ぜんまい」についてまとめてみました!
ぜひ宮古島で売られているのを見つけたときは、一度チャレンジしてみてください。
下処理や調理も簡単で、苦味やクセもなく食べやすい山菜です◎
下処理
①流水でしっかり洗う
②根本の固い&変色したところを切り落とす
◆生のままで → サラダ
◆茹でて → おひたし
◆炒めて → 野菜炒め
◆揚げて → 天ぷら
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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