2020年を宮古島から振り返る

2020年を宮古島から振り返る

こんにちは!宮古島に移住した宮古猫です。

2020年はどんな年でしたか?
誰にとってもコロナに振り回されて、生活が大きく変わってしまった年だったと思います。


宮古島のような離島に住んでいても、毎日のように「コロナ、コロナ」の日々だったように思います。

2020年の宮古島はどんな年だったか、大晦日に振り返ってみました!


イベント中止だらけの2020年

2020年は宮古島で開催されるイベントも、ことごとく中止に追い込まれました。

イベントでは多くの人が集まるので、病床数の少ない宮古島での大規模感染を避けるための判断だったようです。


■2020年に中止になった主な宮古島のイベント

トライアスロン宮古島大会規模縮小
ハーリー規模縮小
ロックフェスティバル中止
宮古島夏祭り中止
オリオンビアフェスト中止
パーントゥ中止


中でもたくさんの人が集まるトライアスロンや宮古島ロックフェスティバルは、2021年の開催中止も決定しています。

宮古島でのビッグイベントだったので、残念に思う人も多いでしょう。


そんななか、12月のある夜にサプライズで花火が打ち上げられました!
(突然だったので、画質が悪いですが…汗)

これは開催できなかったロックフェスティバルの実行委員会が企画したもので、医療従事者へのエールを送ったそうです。

1年の終わりにイベント気分が味わえた瞬間でした!


台風が少なかった2020年

宮古島と言えば「台風がヤバい!」というイメージを持たれがちです。

実際に1年に3〜4回は台風が宮古島に最接近していて、その度に停電したり、どこかが壊れたりなど、何らかの被害があります。

今年は幸いにも宮古島への台風の接近はかなり少なかった印象です。


台風の発生自体は2020年は23個と、特に少ない数ではないのですが、宮古島では被害がほぼありませんでした。

1年のうち1回も停電しなかったのは、実は私が移住してから初めてです!(地域差もあります)


台風による塩害も少なかったおかげで、宮古島の特産品であるサトウキビもすくすく成長しています。

近所のおじぃによると「くとぅすはだいず良いキビさいが!」(今年は超良いサトウキビだよの意)だそうです♪


宮古島でのコロナ感染は?

宮古島では2020年7月に初めて島内でコロナ感染者が確認されて以降、2020年内の累計で170人以上の感染者が確認されています。


これは感染者が少ない秋田県(12月30日現在で133人)や鳥取県(12月30日現在で111人)よりも多い数です。

今でも観光客から感染することを警戒しているお店もチラホラ見受けられますが、この宮古島の感染者数の多さだと島内で感染するリスクも十分にあるように思えます。


これは宮古島市が発表している宮古島への入域者数と、宮古島でのコロナ感染者の比較です。

意外と観光客が増えたからと言って、コロナ感染者数が増えるという訳ではない印象です。

島民の入域者数は、一度島の外に出て島に帰ってきた人の数です。旅行や仕事などで島から出て、島外で感染して帰ってくるというパターンが何件もありました。

一様に「観光客=危ない」「島民=安全」という考え方をしている方が、よほどリスクがあるように思えます…。


来年はどんな1年に?

すでに2021年も中止が決まっているイベントがあるので、まだもう少し寂しい宮古島になりそうです。

それでも、海がキレイな宮古島の魅力は変わらないので、今できる宮古島を全力で楽しむ方法をこれからも発信していきま〜す!


2021年も宮古島Walkerをよろしくお願いします!

よいお年をお過ごしください。