煙霧って何?宮古島で視界が悪くなった原因は?
- 2020.08.06
- 宮古島
8月5日、宮古島では異常なまでの視界不良でした。
大陸からの黄砂か?と思われた人も多かったのではないでしょうか?
この天気🌀
— 猫@宮古島 (@miyako_fishing) August 5, 2020
視界不良すぎて対岸が見えない!#宮古島 #煙霧 #視界不良 #天気 pic.twitter.com/tdwNEEr5eL
この現状について調べてみたところ、
「煙霧」(えんむ)
という気象現象ということがわかりました!
煙霧って何?
煙霧とは、目に見えない乾いた微粒子が大気中に浮遊していて、視程が妨げられている現象。気象観測上は、視程が10km未満になっているとき。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
靄(もや)・霧(きり)との違いは?
●靄(もや)
空気中の水蒸気が小さい小さい水滴となって浮遊しているもの。
視界が1km〜10km。
●霧(きり)
空気中の水蒸気が小さい小さい水滴となって浮遊しているもの。
視界が1km未満。
つまり、「もや」と「きり」は同じで視野の悪さの違いだけなんですね!
今回の煙霧との違いは、
靄(もや)=湿った状態(湿度50%以上)
煙霧 =乾いた状態(湿度50%未満)
となるみたいです。
ちなみに霞(かすみ)という言葉もありますが、
「かすみ」=視界が悪い状態のこと
なので、気象用語ではないです。
原因は?
今回の煙霧の原因は、小笠原諸島の西之島の噴火によるものだという見解もあります。
沖縄県としては、まだ「原因調査中」としています。
ちなみに宮古島と西之島は、1580kmも離れています!
(もはやよく分からない!笑)
こんなに離れていても、火山灰が飛んできている可能性があるんですね。
煙霧が発生する直前の天気図を見てみると、西之島から沖縄にかけては、大気が停滞ぎみだったことが分かります。
台風に吸い寄せられてか?沖縄の方まで火山灰が飛んできたのでしょうか?
前に鹿児島県の桜島の近くに住んでいる友人に聞いた話では、火山灰を吸い込むと喉や鼻が痛くなる人がいたそうです。
暑いけれど念のためずっとマスクをしていようと思いました。
コロナ予防もありますし、今年の夏はマスク焼けを覚悟しましょう…。
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