【新市長】座喜味一幸氏ってどんな人?

【新市長】座喜味一幸氏ってどんな人?

こんにちは!宮古島に移住した宮古猫です。

宮古島では大きな注目を集めた「宮古島市長選挙」が1月17日に行われ、現職と新人の一騎討ちとなりました。

その結果、現職の下地氏を破り新人の座喜味氏が当選しました。

座喜味一幸 新人 得票数 15,757
下地 敏彦 現職 得票数 12,975


では
✅新市長の座喜味氏はどんな人なんでしょうか?
✅宮古島市は今後良くなっていくのでしょうか?
✅当選したらいつから市長になるの?

これからの期待を込めて、宮古島新市長・座喜味氏についてまとめました!


新市長はどんな人?

公表されているプロフィール

座喜味 一幸(きみ かずゆき)

出身 宮古島市平良
学歴 琉球大学卒
経歴 1972年 沖縄総合事務局 入局
1995年 宮古土地改良区事務局長 就任
2008年 沖縄県議会議員に当選 
     3期12年務める
2020年 沖縄県議会選挙で落選
2021年 宮古島市長選挙で初当選


まず驚いたことは「かずゆきさん」だったということです!

選挙ポスターや選挙カーには「座喜味イッコー」と書かれていたので、「一幸(いっこう)」が本名だと思っている人も多いのでは?

「どんだけ〜!!」が脳内再生されていたのも私だけではなかったはず。(だと思いたい)

イッコーさん」というのは座喜味氏のニックネームだそうです。


県議会時代は玉城デニー知事に対し野党的立場で対立していましたが、今回の宮古島市長選挙では玉城知事派の「オール沖縄」勢力として立候補し見事当選を果たしました。


政策は?

座喜味氏が選挙に掲げたスローガンは「市民による、市民のための、市政運営!」です。

これまでも島内で問題視されてきた下地市長のハコモノ行政に対抗したものとなっています。


具体的な基本政策は次のとおり。

1.コロナ禍の危機を克服
島を守る。市民を守る検査拡充を実現

2.市政を刷新し、市民に開かれた市政を実現
市民も知らない事業執行はもうたくさん

3.市民の所得を10%アップ
農畜水産振興会の設置による、六次産業の育成と強化

4.離島医療の充実・支援拡充を実現
医療費支援を拡充・医療連携体制の構築

5.こどもは島の宝!子育て支援・教育環境の充実を実現
教育費負担の軽減と教育格差を解消

6.だれ一人取り残さない社会へ福祉の充実を実現
寄り添う現場、福祉サービスの拡充

7.命の水を次世代へつなぐため、地下水保全を実現
水不足解消への活動・環境の整備

8.男女共同参画・ジェンダー平等社会を実現
女性の地位・権利の保証と、ジェンダーフリーな社会の実現

9.調和の取れた持続可能な豊かな島を実現
自然のエネルギーを活用したスマート社会を実現


座喜味氏は宮古島出身ということもあり、県議時代から経済振興に力を入れていて、離島の格差をなくすことや離島の発展を訴えていました。

市長となっても、島の発展に力を入れていこうということです。

今後の手腕に期待したいところです!


初登庁はいつ?

▲建築中だった頃の新庁舎

宮古島市は市役所を新しく建設し、2021年1月から新庁舎の運用が始まっています。

つまり、今回当選した座喜味氏は完成したばかりの新庁舎へ登庁することになるんですね〜。せっかく作ったのに下地現市長、残念!


公職選挙法第259条によると、任期の起算は「任期満了に因る選挙が地方公共団体の長の任期満了の日前に行われた場合において、前任の長が任期満了の日まで在任したときは前任者の任期満了の日の翌日から」。

つまり下地現市長の任期が終わった翌日からが座喜味市が正式に宮古島市長となります。

下地市長の任期満了日は2021年1月24日なので、2021年1月25日からが「座喜味市長」という訳ですね!


新市長にやってほしいこと

宮古島市民として、新市長にはやってほしいことがたくさんあります。

ここからは市民の立場から個人的な希望を書きます。


●道路整備

宮古島はとにかく道がボコボコ、陥没が多いんです。車で穴を踏んで、バンパーが割れたこともあります。

市の道路建設課に公道の整備を頼んでみたこともありますが、「今度やります」で延々と放置されました。その割に予算を使い切るために、年度末になると無意味に道路整備を始めたり。

車道だけじゃなく歩道も通れない場所がたくさんあるので、子どもたちが安全に暮らすためにも、ぜひ道をきれいにしてもらいたいです。


●地元企業が潤う誘致を

今はすっかりコロナで休業中ですが、2016年頃から宮古島市は中国からのクルーズ船誘致に力を入れていて、毎月多くのインバウンド観光客が宮古島を訪れていました。

しかし、インバウンドが向かう先はいつも決まった大型スーパーや免税店のみ。地元の企業や個人商店は、インバウンドバブルの恩恵を受けづらい環境でした。

また観光客を誘致できる時期が来たら、全国チェーンの大手企業ではなく地元企業を潤わせてほしいものです!


●動物飼育への教育

宮古島には多くの野良犬・野良猫がいるうえ、飼い犬も放し飼いされているケースが多いのが現状です。

狂犬病注射やワクチン注射の存在さえ知らない飼い主もいるくらい、飼い主間でもギャップがあります。

人間にとっても動物にとっても良い環境とは言えないので、宮古島の飼い主たちへ正しい飼育方法を周知してほしいです。


以上、個人的な要望でした!


まとめ

宮古島市長に当選した座喜味一幸氏についてまとめてみました!

宮古島市長選挙の結果

座喜味一幸新人得票数 15,757
下地 敏彦現職得票数 12,975



座喜味市の任期は2021年1月25日から4年間。

その間にどれだけ宮古島を良く変えられるか、その政策に期待したいところです!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!