【コロナ倒産】沖縄・宮古島の現状は…?

【コロナ倒産】沖縄・宮古島の現状は…?

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、さまざまな方面に影響がでました。国の経済対策もむなしく、全国的には倒産した企業も相次いでいます。

その中でも特に厳しいのが飲食店、それも夜に営業している居酒屋でしょう。


宮古島にも500件以上の飲食店があり、その中で一番多いのが居酒屋です。

現状はどうなのでしょうか?


宮古島の観光客数(2020年8月まで)

2020年はコロナウイルスの影響により、宮古島への観光客数は格段に減少しました。
特に2018年からは台湾・中国からのクルーズ船の誘致に市は力を入れていたので、クルーズ船の入港がゼロになったのも大きいです。

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8月は国内からの観光客数も前年比65%減なので、宮古島の観光客が激減しているのがよく分かりますね。
夏がトップシーズンの宮古島の8月でこの状態なので、このまま冬のオフシーズンを迎えるのは、多くのお店にとっても不安しかないでしょう。


沖縄・宮古島はまだマシ?

沖縄県でも残念ながらコロナ倒産した企業もありますが、宮古島に住んでいるとバタバタお店が閉店していくこともなく「意外とお店は残っている」印象です。
感染拡大や観光客不足が落ち着くまでは「臨時休業」としているお店もありますが、目立った倒産はありません。

都市部と比べて沖縄や宮古島はマシな状況だと言えます。
その要因とは?都市部と沖縄・宮古島の主に以下の点が違います。

 

①家賃が安い

都市部に比べると沖縄や宮古島ではテナント料が安価です。
特に賃貸テナントではなく、自宅の一部を店にしている、自分の土地に店を建てたという場合は、家賃がないので有利です。

②人件費が安い

沖縄県は賃金が安いので(最低賃金は全国最下位)、都市部と比べて人件費が抑えられます。
さらに、家族経営や1人で切り盛りしているお店だと、最低限の収入でも持ちこたえることができると言えます。


秋以降がピンチ!?

どのお店も売り上げに苦しんでいるとは言え、持続化給付金や雇用調整助成金などの金融支援を受け、持ちこたえている状態です。
また観光客が例年より減ったとしても、夏はまだ人が多いため稼げるチャンスがあります。

観光客が減り「オフシーズン」と言われるのが11月~2月。
2021年冬以降は、沖縄・宮古島の経済はもっと苦しい状態になると予想されます。


生き残るお店・企業とは

この深刻なリゾート地の経済危機でも生き残ることができるお店・会社が存在します。
筆者が考える沖縄・宮古島というリゾート地での「生き残り条件」は次の2つです。

①顧客が安定している

常連客、地元客で一定の売り上げを獲得できるお店だと、観光客減少の影響を受けることなく(または影響が少ない)生き残ることが期待できます。

②他業種での収入がある

観光業だけ、飲食業だけではなく、他の業種での安定した売り上げがある企業はコロナの影響をモロに受けづらいです。例えば「建築会社が経営するカフェ」などが考えられます。


ただ今後はGoToトラベルキャンペーンに加え、GoToイートキャンペーンが始まることもあり、沖縄・宮古島という観光地でも売り上げ回復を期待したいです。

おまけ

宮古島へGoToトラベルキャンペーンを利用しての旅行は、楽天トラベルが検索数が多くオススメです。


まとめ

宮古島でのコロナウイルスの影響についてまとめてみました。

来年以降に宮古島を訪れると、お店の数や雰囲気がかなり変わっているかもしれません。

感染対策を徹底しながらの旅行や外食で、沖縄や宮古島の経済を支えていただきたいと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!