移住を失敗する人の特徴|離島生活は長続きしない?

  • 2020.08.25
  • 更新日:2020.09.09
  • 移住
移住を失敗する人の特徴|離島生活は長続きしない?

のんびりした生活に憧れて、離島への移住生活を夢見る人も多いと思います。
筆者も10数年前に宮古島に移住して、すっかり住み着いてしまいました。

その間にたくさんの移住仲間と出会い、たくさんの人が内地(日本本土)に帰ってしまいました。

移住生活をやめる理由は人それぞれありますが、移住が失敗だったなという人がたまにいます。というか割といます。

ここでは、筆者がこれまでに実際に見てきた移住生活が失敗する人の特徴をまとめてみました。
宮古島だけでなく、他の離島移住にも当てはまるはずです。

これから離島への移住を考えている人は、ご自分は移住に向いているか、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか?


アウトドアが好きじゃない

離島生活で醍醐味は、すぐそこにある自然の中で遊べること。
むしろアウトドア以外の娯楽は無いと言っても過言ではありません。

海で泳ぎたくない
アウトドアは苦手
綺麗な海を見ることに興味がない

そういうタイプの人は、離島生活の楽しさが見出せずに長続きしないでしょう。
むしろ退屈なだけですよね。

そもそも海が好きじゃないのに、宮古島に移住する人っているの?
と思いますが、いるんです!

主にお仕事の転勤などの理由で移住する人が多いですが、早々に移動願いを出して島を出ていってしまいます。


地元の人と交流しない

宮古島だけでなく、離島では「横の繋がり」が大きな役割を果たしてくれます。

・困ったとき
・仕事紹介
・おすそ分け
・情報共有

などなど…。

地元の知り合いがゼロだと、生きていくうえで困るという訳ではないですが、不便ではあります。

また、宮古島は同級生や先輩・後輩のコミュニティもとても大事にする島なので、「同級生の友達だから」と全然知らない人が助けてくれることもしばしば。

人との繋がりがいかに大切なものか、毎日実感しています。

地元の人との付き合いに抵抗を持ったり、疎外感を感じてしまったりする人には、離島生活は難しい傾向があるようです。



便利さを求めてしまう

内地(日本本土)から移住してくると、島暮らしはとても不便です。

・Amazonの商品が1週間以上届かない
・送料がバカみたいに高い
・スーパーに季節の品物が並ばない
・流行が遅れている
・島から出る唯一の手段が飛行機

などなど、離島の不便さを挙げればキリがないですが…(笑)

こういうことも含めて「面白い!」と思えるか、
都会は便利でいいな」と思うか、
島で暮らしていけるかどうかのターニングポイントです。

もちろん都会には都会の良さがあり、島には島の良さがあります。

離島生活の楽しさと不便さを天秤にかけたときに、ご自分がどっちに傾くか、参考にしてみてください。


気候が合わない

これは本当にかわいそうなことでもあるのですが、どうしても気候が合わない人がいます。

宮古島も含まれる沖縄の亜熱帯気候では、強い日差し高い湿度が特徴ですので、気候が合わずに体調不良を起こしてしまう人もいます。
また、宮古島の水は硬水なので、水質が合わなくて肌が荒れに悩まされるという人も。

こればかりは住んでみないと分からないことですし、本人の意思ではどうしようもないことです。
泣く泣く離島生活を諦めた友人のことを思うと、本当に気の毒に思います。

ちなみに筆者はもともと超乾燥肌で、内地に住んでいた頃は冬になるとアカギレ、ヒビ割れに悩まされていました。
ところが宮古島に住み始めてから、湿度が高いおかげで(?)見違えるほど症状が緩和しました。

こういうパターンもあるので、気候に合うかどうかは住んでみないと分からない!ということですね。


現実逃避のための移住

一番多いパターンがこのタイプです。

失恋した
都会に疲れた
ブラック企業で病んだ

現実逃避ですね。

すこし心が疲れた状態で宮古島に癒しを求めて移住すると、心の傷が癒えたころには内地に帰りたくなるようです。

宮古島でゆっくり過ごして癒されて、元気になって帰ってくれるのはとても良いことですし、疲れたら宮古島においでよ!と思います。


ただ、ちょっと引っかかるのが、現実逃避していた人が内地に戻るときに絶対に言われること。
それが、

現実に戻ります

宮古島も現実なんですけど?
ここで家を構えて生計をたてて生活している人も大勢いるんですけど?

とちょっとだけモヤモヤしてしまうんですよね。(心が狭い?)


まとめ

離島への移住生活が失敗する人の特徴をまとめてみました。

あくまでも筆者がこれまで多く接してきた移住者の傾向なので、当てはまるからといって絶対に失敗する訳ではありませんよ

また移住生活をやめることは決して悪いことではないです
島に残っているから偉い訳でもないです。
人それぞれ、十人十色の人生があるので、どこにいても楽しく生きられたらそれで良いと思っています。

ただこれだけは言えます。

宮古島移住、めちゃめちゃ楽しいですよ!


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。